黒糖づくり
南島原市南有馬町で作られた、サトウキビを使って黒糖をつくるところを見学&お手伝いに行かせていただきました。
昨年から黒糖を作っているという話は聞いていました。
そして、有馬黒糖研究会のみなさんが作る『雲仙しおかぜ黒糖』の広報を務めている。通称、「元気しかない」さんには、様々なイベントでお会いしておりました。
そして、何度も美味しくいただいておりました。ここの黒糖は、スッキリとした甘さだけど、味わいは深くて料理に使っても、料理を味を引き立てます。
今回、声をかけていただき、サトウキビから黒糖になる作業を見に行かせてもらいました。
ここで作られる黒糖は、島原半島で育ったサトウキビを絞った一番搾りを100%使用して、鉄釜薪炊きで約6時間かけ、人の手でじっくりと煮詰めて出来た、愛情いっぱいの黒糖です。(今日のサトウキビは、南島原白木野産)
私は、午前中しか参加できず、サトウキビを絞るところから、煮詰めていく途中までしかお手伝いできませんでしたが、何も加えず、ただ灰汁を取りながら煮詰めていく作業。美味しくならないわけがないですね。
黒糖作りは、12月頃から始まるそうです。コロナの影響で、今までは数名で見学・体験ができていましたが、一日の人数制限が設けられてしまったようです。
それでも、興味のある人たちからひっきりなしに問い合わせがあるようです。
今日も、長崎から親子で黒糖作りを視察・体験に来られていました。
半日しかお手伝いできませんでしたが、いろいろと教えてくださった生産者の方から
「明日は、南有馬で刈り取りするから来るか?」と声をかけていただき
明日は、午前中にサトウキビの刈り取りを一緒にさせてもらえることになりました。
生産者の皆さんは年齢を重ね、後継者不足に悩んでおられるようです。
南島原は、最近移住者も増えて始めていたり、若い世代のIターンも増えているので、次の世代に繋がっていく道が見つかるといいと思います。
また、明日。続きの報告を致します。
移動美術館 IN 南島原市
南島原市にある『アートビレッジ・シラキノ』
アートビレッジ・シラキノ
かつて日本で最初の銅版画が作られた土地に建つ廃校が、芸術と版画文化を発信する新たな拠点として生まれ変わりました。
明日、12/2(木)~12/12(日)まで
が始まります。
本日、12/1(水)
アートビレッジ・シラキノに長崎県美術館の所蔵する作品が運ばれてきました。
大切に扱わないといけない美術作品。美術輸送担当という、専門の方たちの手によって運び込まれ、さらに展示されていきます。
箱から出して、傷がつかないようにクッションを引いて並べられ、美しく展示されていく様子を見ているだけでも、ドキドキしました。
美術に詳しくない、私でも知っている作家さんの作品が並びます。
アートビレッジ・シラキノのEducator 池田 俊彦さんも
「このシラキノに、ゴヤの並ぶ日が来るなんて・・・」と、展示されていく様子を見ながら、ポツリ。
その言葉を聞いて、さらに、貴重なことが目の前で繰り広げられていると感じます。
この機会に、是非
アートビレッジ・シラキノに足を運んでください!
【国際キッチン〜エマ ver.〜】 編集中
【国際キッチン】in 南島原 〜Ema version 〜 始動しました!
休日報告!
23日(祝)に改修(破壊からの建て直し?)を始めた、ツリーハウスが完成しました!
想像以上の早さ・・・何と5日間で完成!
初日は、移住者仲間5、6人がお手伝いに。
翌日も、
その翌日も…
毎日誰か一人は、お手伝いに行っていたようです。
メインで改修をするのは、家の主ご夫婦と、いつも一緒にリフォーム等の仕事を手伝っているご夫婦。平均年齢〇歳。
二家族とも、移住者です。
一番上の櫓部分以外、全て作り直し。
階段やスロープの位置も、前と少しずつ変わっています。
一番上まで登ると、雲仙に有明海、原城跡まで、とても見晴らしのいい場所です!
なのに、写真撮るの忘れました…
多くの人が手伝って、愛情たっぷりのツリーハウスが完成です!
【オンライン オレンジカフェ みなんめ】初開催!
本日は、南島原市内のそれぞれの場所で行われていたオレンジカフェをオンラインでつないで開催するという初の試みが行われました!
『オレンジカフェ』とは…
認知症の人とご家族が安心して暮らせるまちづくりをめざし、認知症の人やご家族、専門職、地域の方などどなたでも参加でき、楽しい時間を過ごす場です。
認知症のことについて語り合ったり、情報交換ができ、専門職もいますので、気軽に相談もできます。
島原半島には、6か所のオレンジカフェ(認知症カフェ)がありますので、お気軽にご参加ください。
(島原地域広域市町村圏組合HPより抜粋)
南島原市内では、2か所のオレンジカフェがあります。
その一つは、ミナサポが「えてふえてぶ」でコラボして絵手紙を一緒に描かせてもらっている『ささえさんの会』です。
そこと、もう一つ西有家でオレンジカフェをしている事業所とミナサポを繋いで合同のオレンジカフェを行いました。
南島原地域包括支援センターの方の発案で9月から打合せを重ね、内容を検討して行ってきました。
本日、無事に開催となりました。
ネット環境の不安定な南島原市で、想定通り途中のトラブルもありましたが
スクリーンの向こうの人と手を振り合って、声を掛け合って、一緒に「コグニサイズ」をしました。
参加されていた方も、画面越しのコミュニケーションに新鮮な感動を味わっていたようです。
オンラインが終了した後は、普段通りのオレンジカフェにも引き続き参加させてもらいました。
みんなで折り紙タイムです!
おしゃべりしながら、素敵な立体作品が仕上がりました。
何事でも、新しいことを始めるということには、賛成も反対も必ずあります。必ずしもすべてが上手くいくはずはありませんが、何か挑戦してみようという気持ちを応援していきたいと思います。
今回、包括の担当の方が打合せの段階で、「コロナの影響で対面が難しくなったからオンラインでする」という消極的な理由ではなく、「オンラインだからこそできることを模索したい」とおっしゃっていたことが、とても心に残っています。
これを皮切りに、近くにいなくても繋がることができる。繋がりができれば、そこからもまた新しい何かが生まれてくる。そんな循環が生まれていくといいなと思いました。