南島原オルレコースを行く X’mas ver.
韓国・済州島から始まった「オルレ」
「オルレ」とは、もともと済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味です。済州ではなじみ深い言葉ですが、トレッキングコースとして名づけられてからは全国的に有名になりました。オルレの魅力は海岸線や山などの自然、民家の路地などを身近に感じ、自分なりにゆっくり楽しみながら歩くところにあります。
九州オルレ【南島原コース】 / 南島原市公式ホームページ より抜粋
この、南島原市のオルレコースを設定するところから関わり、現在も頻繁に歩いては、ごみを拾ったり、リボンを付け替えたり、歩きやすいように飛び出た枝を剪定するなど、南島原のオルレコースを誰より知り尽くし、誰よりも歩いている『Mr.オルレ』と呼ばれる方がいらっしゃいます。
一年以上前から、その人と一緒にオルレコースを歩きたいと願い。ようやくその夢が叶いました。
しかも、「もうすぐクリスマスなので、せっかくならクリスマスっぽい格好であるきませんか?」と、+α の楽しみ方までご提案していただきました。
ゴミを拾いながら歩くのも、歩く道々で椿の花や椿の実の開いたものを飾って置いておくのも、無料の休憩所に欠かさずメッセージを残すのも、全て他の人がどう感じるか? という思いから。
みんなが気持ちよく歩けるように。
誰かすでに通ったんだなという安心感を与えるために。
休憩所を開放してくださっている方にも感謝を込めて、何か記録を残すため。
と、こちらまで気持ちが清々しくなります。
コースを考えた時の話や、季節・時間によって変わる見え方の話など色々なお話を聞きながら、楽しく歩くことができました。
天候にも恵まれて、楽しいひとときでした。
また、季節によって変わる景色を楽しみに歩きたいと思います。
今回の様子をリール動画で上げております。
https://www.instagram.com/reel/CXna6_fF5Ci/
続 みそ五郎大学
「みそ五郎大学」(長崎県 南島原市 西有家の高齢者大学)が本日(12/16)開催されました。
先日、ドローンで撮影した動画を編集したり、話す内容の簡単な資料を作ったりして準備しておりました「みそ五郎大学」
講師として、参加してまいりました。
午前中に、担当者から電話が入り…
「何分前くらいから来られますか? 事前に準備されますよね?」
と。
会場が会社の事務所から近いこともあり、開始30分前に会社を出発するくらいかなと考えていました。
しかし、担当の方によると、高齢者の方々は早い人は30分前くらいから集まるとのこと!
予定より少し早めに出発することにしました。
開始40分前くらいに会場入りすると、すでに来られている参加者の方もいらっしゃいました!ありがたいことです。
開始の 13:30 には、30名弱の方々にお集まりいただきました。
先週、ドローンで撮影した「西有家庁舎」や「島原半島のジオパーク 龍石海岸」、「みそ五郎公園」「世界遺産 原城跡」の映像を見ていただきました。
さらに、ミナサポが小学校と協力して行っている「ドローンを使った、プログラミング学習」のことを写真と映像を交えてお話させていただきました。
そして、本日のメイン
『ドローン体験』
参加者のみなさんにも、実際にトイドローンをプログラミングで操作して動かしてもらいました。
スタートとゴール地点を決めて、途中に障害物を通過するなどのミッションを設けて操作していただきました。
タブレットを触ることが初めての方もいらっしゃいました。
初めは、「よくわからんし・・・」と、後ろからも見ていた方も、少しずつ慣れてくると楽しそうにタブレットを触ってドローンを動かされておりました。
あっという間に時間は過ぎて、みなさんに、楽しかった!と、おっしゃっていただけました。参加者のみなさん、ご協力ありがとうございました。
このような機会を作っていただいた、西有家総合学習センターの方々、ありがとうございました。
えてふえてぶ #8 ~ 絵手紙描こう ~
【えてふえてぶ #8 ~ 絵手紙描こう ~】が開催されました。
「ささえさんの会」とのコラボ企画の2回目となります。
「ささえさんの会」とは
長崎県南島原市口之津町周辺で、若い世代とお年寄り世代を結び、認知症になっても住みよい町を目指して活動されているボランティアグループです。
南島原市が高齢者や障碍者に配布するタクシー券と共に絵手紙を渡そうとボランティアで絵手紙を集めています。
いつも、始まる30分以上前から来て、会場の準備をしてくださいます。
今回は12月ということもあり、クリスマスをイメージしたものがたくさん並びます。そして、たくさんのお花も。
私自身、今まで何度か絵手紙を一緒に描かせてもらいましたが…絵がメインの絵手紙らしい絵手紙を描くのが苦手でした。今回は、いつもカバンいっぱいに自分の画材を持ってこられている方の横で、コツを聞いて挑戦しました!
今日はみんな絵手紙を描くのに没頭して、普段よりもおしゃべりが少なめの雰囲気になりました。でも、最後はいつものように、自然とみんなの作品を眺めておしゃべりが始まります。この感じがとても好きです。
楽しく描いたこの気持ちも、絵手紙と共に高齢者や障碍者の方の元へ届くといいなと思います。
サトウキビ刈り(黒糖作り 続編)
昨日に引き続き、今日は黒糖の元となるサトウキビの刈りとりのお手伝いに行ってきました。
サトウキビ畑というと、子どものころに沖縄で見たことがあるような…程度のイメージでした。
今日、行ってみて率直に思った感想は、
「こんなに背が高いの?」ということでした。
約3メートルの高さまで育っていました。
サトウキビは、約1年かけて育ちます。もともとは、サトウキビを横にして植えたものが竹のように、横に横にと広がっていくそうです。今日刈りとったものは、去年の刈り取ったあとの切り口からそのまま伸びてきたものです。一度植えると、数年は続けて収穫ができるようです。そんな話をお聞きしながら、一緒に作業をさせてもらいました。
刈りとるといっても、実際に刈る作業は「草刈り機」で一気に行います。刈りとった後のサトウキビ一本、一本の葉を鎌で落としていきます。そして、先の方のまだ青い部分をカットします。
これらの作業をすべて手作業でするため、とても時間がかかります。
初めてこの作業をした私にとっては、落とした葉と、まだ葉を落とす前のサトウキビが混じってしまい、サトウキビを探すのに一苦労しました。
それでも、作業をしているとあっという間に時間が過ぎてしまいました。
一緒に作業した人達がいうには、今日の畑のサトウキビは良く育っていて、たくさん絞り汁も取れそうで、糖度も高そうということでした。
今日は、天気も良く、少し風はあるものの暖かくて作業のしやすい日でした。